Azumi's world

すいへいせんのひとりごと○△□

シアワセ

つい最近、好きな人ができた。


共依存(自分を埋め合う関係性)じゃなくて

相互依存(自立した上で与え頼り合う関係性)を

育める人を探してたところ、出逢ったヒト。


彼氏と言うと何か違う、もっと "大切な人" 。


それはまるで交通事故のような衝撃で

私の人生を細胞レベルで変えてくれた、

絶望と希望。その感動を一挙に与えてくれた。


好きな人が出来たと言うと、彼氏?結婚は?

等とよく聞かれるが、正直よくわからない。


私自身、元々あまり興味がないのもあるが

何せ今回は色々初めてのパターンだから。

というのも彼は他にも愛する人が居て

私もその中の1人だということ。


俗に言うポリアモリーというものらしい。

けれど、難しいことはよくわからないから

体感でいこうスタイルの私は今とても楽しい!


そういうとフシダラだという声も聞く

けれど彼の中には "付き合う" という

概念は存在する。


そもそも付き合うって何だと思って調べると

「一対一でお互いに恋人として認識し信頼を

築くために努力し合うことへの誓い」とある。


ここで一対一の関係と複数人との矛盾が

生じると思われがちだが、当人の間では

常に一対一の関係性で成り立っている。

そして当事者は全ての関係性に合意している。


つまり、彼はどの人においても真剣に向き合い

そのパートナーの方々もそれを容認している。


少なからず私はそう感じる。

こんなにコミュニケーションを綿密に

重んじる人を、私は見たことがない。


そして、コミュニケーションとは

一体何なんだと思い、また考える。


調べると知覚、感情、思考の伝達とあるが

難しいので総称して心の交流と変換する。


端的に心の交流と言っても、自分の心を

相手に伝えることにおいて相当なスキルと

労力が必要なことは言うまでもなく相手の

需要と供給を汲んで交流することは1人の

人間とでも結構なエネルギーを要するのに、

それを複数に向けてるなんて単純に人として

凄いなと思ったのが初めの率直な感想だった。


何より、これほどまでに真剣に人と向き合い

溶け合い支え合える人に逢えたことが嬉しい


闘争心と包容力を兼ね備えた豊かな人間性

そうかと思えば非道とも言えるほど

マナーの範囲で狂えるアクの強さ。

どことなく漂う虚無感の内に秘める

反骨精神とも言える色気。


狂気と歓喜の狭間で剥き出しかつ妖艶に踊り

全精力を費やして果てた先に、また生まれて

出逢うその人は実に人間臭く、潔くて美しい。


美しさとは何だと最近また考えたところ

淀みがないことだという、答えが出た。


淀みとは、私の中で

力み、驕り、迷い、不安、憎しみ、恥らい

相対的な評価を気にして萎縮すること。


そうすると己の限界を超える力は出ない。

彼にはそれを一切感じない。

だから好きになったのかもしれない。


また、彼を介して私までどこか繕ってた鎧を

自ら脱ぎ捨てて内側から溢れる歓びを互いに

分かち合えることが幸せすぎて、現実とは

思えない世界に来たようで、ここ1ヶ月は

何だか不思議な日々を送ってる気がする。


そして何より、

約束の無いこの関係性はとても新鮮で楽しい。

今までの無意識に短絡的に結婚や社会的安定に結びつく一対一の型にハマった恋愛だと芽生えなかった感情が、日々渦巻いては模索し、芽吹き始めている。


よく聞かれる不安や嫉妬も全然たまにあるけど

自分の余裕の無さや自信の無さに気づいて、

定期的に自律神経を整えることができるから

心身共に健康にいいなと個人的に思う。

結果や結論を急ぎ過ぎる私にとって

このプロセスを味わうことや彼の存在

自体が、まずとても貴重だなと思う。


何より好きだから生まれる感情だと

思うと愛おしくて日々の糧になる。


付き合ってるからと言って

相手と自分を同化しない。


この恋愛で一番の気づきはこれだ。


己の信念の為に、或いは成長や幸せの為に

今を生きることに至極自然体で全力な姿勢は

本当に素敵で、いつも私は細胞レベルで

活力が漲り、創造意欲を掻き立てられる。


私も相手にとって、またその周りの人にとって

そんな存在で在れるよう、精進する日々です。

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P.S.

私こんな顔して笑えたんじゃなあ。

と、客観的にふと思う。


愛されない自分を選び、どこかシラけた目で

自分とは違う社会や人間を睨んで泣いて孤独に

浸ってたんだなぁ。と、つい先日までの

自分を振り返ってみて思う。


まるで夢かと思うくらい幸せなひと時を過ごし

やっぱり夢じゃなくて、この現実を拡張したい

と強く思う今は、自分のボキャブラリー

じゃ追いつかないほど、何か滾ってる。


この感動は浸るでも縋るでも忘れるでもなく

脳裏に焼き付けて味わって更新し続けよう。


あゝ生きててよかった◎

また一歩、愛純に近づいておはよう.*